こんにちは!
西中島南方駅・南方駅から徒歩2分の就労移行支援事業所『Laful(ラフル)』です♪
Lafulでは、発達障害や知的障害、精神疾患などの障害をお持ちの方やお仕事にお困りの方に対して、働くためのサポートをしています!
今回は、不安障害の1つとされている「強迫性障害」についてご紹介します。
強迫性障害は、不安や恐怖からくる「強迫観念」と、それに伴う「強迫行為」が特徴的です。
具体的な症状は人によって異なりますが、一般的には次のようなものがあります。
【強迫観念】
不合理だけれども何度も頭に浮かぶ不安や恐怖の考え(例:「自分が誰かに危害を加えるかもしれない」といった恐怖)
汚染や汚れに対する過剰な心配(例:手が汚れている気がして洗いたくなる)、対称性や正確さにこだわる思考
【強迫行為】
強迫観念による不安を和らげるために繰り返す行動(例:何度も手を洗う、扉のロックを確認し続ける)
※これらの症状は、日常生活に支障をきたすほど強く、長期間続くことがあります。
【治療方法】
曝露反応妨害法(認知行動療法の1つ):不安(強迫観念)を感じる状況にあえて向き合い、
その不安を打ち消すためにとってしまう過剰な行動(強迫行為)を、徐々に減らすことを目的としています。
(例:ずっと怖かった高い場所に少しずつ慣れていくことで、「高い場所=怖い」が「慣れる=怖くなくなる」に変わっていくイメージです)
薬物療法:選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が一般的に処方されます。脳内のセロトニンバランスを整え、症状の軽減に役立ちます。
周囲のサポート:家族や周囲の理解と協力も重要です。症状の理解を深めることで、適切な治療を継続できるよう支援します。
ストレス対処:ストレスや不安に対する対処法は、症状のコントロールに大切です。
(例:リラクゼーションや呼吸法、適度な運動、趣味に没頭する時間を作る)
強迫性障害は、適切な治療を受けることで症状をコントロールしやすくなります。
気になる症状があれば、精神科や心療内科の専門医に相談することをおすすめします。
Lafulでは、「認知行動療法」のプログラムも実施しております。
些細なことでもお気軽にご相談ください。
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