社会不安障害の症状と治療法について~大阪市淀川区の就労移行支援Laful~

こんにちは!
西中島南方駅・南方駅から徒歩2分の就労移行支援事業所『Laful(ラフル)』です♪
Laful
では、発達障害や知的障害、精神疾患などの障害をお持ちの方やお仕事にお困りの方に対して、働くためのサポートをしています!

今回は、「社会不安障害の症状やサポート」についてご紹介します。

社会不安障害とは?

社会不安障害は、人から注目される場面や評価される状況で強い恐怖や不安を感じる疾患です。
「失敗したらどうしよう」「変に思われたらどうしよう」といった思考が過度に強くなり、心身に様々な症状が現れます。

主な症状
・人前で話す、食事をする、電話をかけるなどの場面で強い不安を感じる
・手の震え、発汗、動悸、吐き気などの身体的反応
・避けようとする行動(会議や飲み会を断るなど)
・不安が続き、自己否定的な思考にとらわれる 

このような症状が6ヶ月以上続き、日常生活や仕事に影響を及ぼしている場合、社会不安障害の可能性があります。

 

治療法

主な治療法は以下の通りです。

  1. 認知行動療法(CBT

不安を引き起こす思考のクセを見直し、現実的な考え方に変えていく心理療法です。
効果が高く、長期的な改善が期待できるもので、Lafulのプログラムにも取り入れています。

  1. 薬物療法

抗うつ薬や抗不安薬が用いられることがあります。
症状の軽減に有効ですが、副作用や依存のリスクもあるため、医師の指導のもとで慎重に使用します。

  1. 生活習慣の見直し

十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い食事など、心と体の健康を保つことも回復を助けます。

 

サポートを受けるには

社会不安障害は、一人で抱え込まず、以下のような専門的な支援を受けることで回復を目指すことができます。

■ 医療機関での相談

まずは心療内科や精神科の受診を検討しましょう。
初めて受診する場合、不安を感じることもあるかもしれませんが、「社会不安」や「人前が怖い」など、感じていることを率直に伝えることが大切です。
最近ではオンライン診療を行っているクリニックもあり、自宅から相談が可能です。

 

■ カウンセリングの活用

臨床心理士や公認心理師によるカウンセリングも効果的です。
心理療法(認知行動療法など)を通して、不安への向き合い方を一緒に探っていきます。
医療機関に併設されている場合や、自治体・大学・NPO団体が運営する無料または低料金の相談機関もあります。

 

■ 自治体の相談窓口

多くの自治体には「精神保健福祉センター」や「保健所」などの相談窓口が設けられており、精神的な不調や不安に関する相談を受け付けています。
必要に応じて、適切な医療機関や支援機関を紹介してもらえることもあります。

 

■ 就労支援サービス

社会不安障害によって就職や職場での対人関係に困難を感じている方には、就労移行支援や障害者就業・生活支援センターなどの制度も利用可能です。
これらの機関では、働くための準備や職場への定着支援、職場との調整などを行ってくれます。

 

■ ピアサポート・自助グループ

同じような悩みを持つ人たちと交流できる自助グループやオンラインコミュニティも増えています。
孤立感が軽減され、回復への希望や具体的な対処法を得られることもあります。

 

社会不安障害は、適切な支援を受けることで改善の道が開けます。
少しずつ、自分に合った方法でサポートを受けながら、一歩一歩前に進んでいきましょう。

  

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